【夏休みの宿題代行】親御さんに言っておく!子供にとっては宿題も大事なイベントですよ!

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Photo by Jolante

先日、小学生の夏休み宿題代行サービスが情報番組で取り上げられていました。
初めてその存在を知ったので、ググッてみると、結構な数の業者が存在しているようです。
使う人が大勢いるので、商売として成り立っているのでしょうが、子供の宿題を代行してもらうメリットが私には全く分かりません。

むしろデメリットだらけかと。

現在、宿題代行を「今年はお願いしようかな…」と考えている、または既に利用している親御さんは、この記事を読んで、もう一度じっくり考えてみて下さい。

子供にとって何が大事か。

最近の小学生の【夏休みの宿題】について

今から30年近く前、私が小学生の頃、夏休みの宿題の量っていったら、そりゃハンパなかった記憶があります。

ざっと覚えているので、こんなとこ。

  • 数国のドリル
  • 漢字の書き写し
  • 1行日記(毎日)
  • 日記とは別の絵日記(数枚)
  • 自由研究
  • 読書感想文
  • 毎朝のラジオ体操(日曜以外ほぼ毎日)
  • お手伝い記録、水泳記録などなど

終業式の日は、これら宿題一覧や夏休みの過ごし方が書かれた「夏のしおり」なるものを配られたのですが、ついに夏休みヒャッハー!の【喜び】と、膨大な量の宿題を課せられる【悲しみ】が入り交じる、なんとも言えない日でした。

そんな思い出がある夏休みの宿題ですが、息子(執筆時点で小学3年生)の宿題を見ていると、当時に比べてその量が少なくなっているなぁと感じます。

  • 数国のドリル
  • 漢字の書き写し
  • 絵日記
  • 自由研究
  • お手伝い記録、水泳記録などなど

以上が息子の夏休みの宿題。
1行日記、読書感想文は「できる人だけで良い」、ラジオ体操は判子を押すカードが配られていますが、宿題の必須には入っていないので、これも「できる人だけで良い」とのコト。

私の記憶違いも多少あるかもしれませんが、やっぱ昔に比べて少なくなっていますよ。
それでも子供からしたら「休みの日にやる勉強」というのは、今も昔も同じで【嫌なもの】に変わりはないですね。

宿題代行を使うぐらいなら先生に怒られよう!

宿題代行を使っている理由の大半が「夏休みは家族旅行などのイベント、学習塾もあって、宿題をする時間を作って上げられない」です。

もうね、完全に「はぁ!?」ですよ。

病気やケガなどで宿題ができない←これなら分かります。
まぁこの場合は先生に言えば免除してくれるでしょう。

家族旅行に行くので宿題ができない←バカ親です。
普通は行く前に終わらせるのです。

学習塾が忙しいので宿題ができない←これもバカ親です。
基本となる小学校教育の方がおろそかになるぐらいなら、永遠に月謝を払って夏休みしとていて下さい。

他には、「夏休みの宿題は復習がメインで、学力向上できない」という意見もありますが、たしかに、夏休みの宿題で学力向上は見込めないですよね。
むしろ1学期中に教わる問題を解けなかった子供が、夏休みの間にできるようになる。ぐらいのモノですから。

だからと言って、小学生の夏休みの宿題に代行サービスを使うというのは、倫理的に間違っています。

バレなきゃ「上手くやったもん勝ち」はダメでしょ!

宿題が全て終わらなかった子供は、二学期の始業式で先生に怒られます。
忘れた子供も同じで、居残りや通常時の宿題として残った課題をやらされます。

宿題代行してもらった子供は、それを見てどう感じるのでしょうか?

「上手くやったもん勝ち」と思うのでしょうか?そう思わせているなら、それは全て親御さんの責任です。

宿題が終わらなかったら、先生に怒られたら良いんです。
怒られるのが嫌だから、みんなガンバって宿題を終わらせるのです。

それを代行してもらって【しめしめ…】なんて思っている子供は将来どんな大人になるのでしょう?
あ、宿題代行サービスを既に使っている親御さんが完成形か…。

夏休みの宿題の意味について

夏休みの宿題は、ドリルにしても決して難しい問題があるワケではなく、他に関してもすべて「ヤレばできる」レベルのもの。

それを夏休みにやらせる意味は、「計画性」「自主性」を育てる為と私は思います。

決められた期間でどうやって終わらせるかは、性格も含めてその子供次第です。
7月中に全て終わらせる「開幕ダッシュ型」もいれば、毎日少しずつの「コツコツ型」、最後の1週間に全てを懸ける「ケツに火が付かないとダメ型」もいます。

この最後の「ケツ〜型」は計画性はダメダメですが、その分、自主性はしっかり備わっているでしょう(笑)。
親の「シュクダイヤリナサイ」という呪文に対して、「開幕ダッシュ型」や「コツコツ型」は素直に従った結果。
それに対して「ケツ〜型」は、まだ◯日あるから余裕!と自主的に宿題をする時間を夏休み終盤にずらしていますからね。

まぁどういったタイプであれ、自分の力できちんと宿題を終わらせることによって、少なからず達成感を味わうことができますよ。

「やればできる」というコトを子供ながらに実感できるのは、夏休みの宿題の醍醐味ではないでしょうか?そして、それを積み重ねていくコトも大人になる過程としてはとても大事なことですよね。

それを代行サービスだと!?

ある課題に対してそれを処理する能力は、どんな職業においても重要なスキルの一つです。
夏休みの宿題を代行してもらうことによって、小学生の時にそれを磨く環境を取り上げているのと同じです。

例えば、中学生や高校生になって、クラブ活動をするとしましょう。
監督やコーチから「◯◯をできるようになれ」と、家での練習課題を出されます。
その時に「そんなの無理だよ〜」ってなるのか、「じゃあ、ココから始めよう」ってなるのかは、そういうコト(ある課題に対してそれを処理する)の積み重ねだと思います。

最後に

「諦めない」「最後までやる」「やればできる」などは、クチに出すとキレイ事に聞こえますが、誰しもが少なからず”そういうもの”を心の中に持っているはず。

それを子供の心に芽生えさえ、育てていくのは、親御さんの役目。
子供の時に楽をさせて、大人になってから苦労するのはその子自身ですよ。

つまり、ベタですが【可愛い子には旅をさせよ】というコトです!

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